乗用型田植機

~ 作業前点検のポイント ~

バッテリ

   電解液面が上限と下限の間にあるか点検しましょう。少ないときはバッテリ補充液または蒸留水を補充しましょう。
 補充電をする場合はバッテリを取り外して充電します。急速充電はバッテリを傷めるので、普通充電でゆっくり充電しましょう。
   

エンジンオイル(検油ゲージ)

   検油ゲージを一旦きれいにふいて給油口に差し込み、再び抜き取って上限と下限の間にオイルがあるか確認します。オイルの汚れや漏れがないかも点検しましょう。
   
 

エアクリーナ

   エアクリーナの止め金を外し、中のスポンジを取り外します。スポンジはガソリンで洗浄した後、エンジンオイルをしみ込ませ固くしぼって取り付けます。
   

燃料コシ器

   燃料コックを「閉」にし、コシ器のリテーナリングを回してカップを取り外します。カップ内の水、ゴミを取り除き、フィルタの目詰まりなどを掃除しましょう。
   

タイヤ

   摩耗度合いや、ラグの損傷がないか点検しましょう。空気入りタイヤの場合は、空気圧が適正であるかも点検しましょう。
   

クラッチペダル

   クラッチペダルの遊び量を点検し、規定の遊び量でない場合は調整しましょう。
   

ブレーキペダル

   ブレーキペダルの遊び量を点検し、規定の遊び量でない場合は調整しましょう。なお、左右のブレーキペダルの遊び量は常に同じになるように調整します。
   

植付爪の摩耗・変形

   植付爪の摩耗・変形がないか点検しましょう。摩耗や変形していると、浮き苗やころび苗の発生原因となります。
 爪の摩耗のチェック方法は、取扱説明書の原寸図と合わせてみる方法と、爪の長さを測る方法があります。
 
   

植込フォークの作動

   エンジンを始動し、植付部をゆっくり作動させて植込フォークの動きを確認しましょう。作動しないときは分解修理が必要ですから、農機センターに連絡して下さい。
   

注油

   取扱説明書には必ず注油箇所がのっています。それを参考にしながら、一通り注油、グリスアップをしてみましょう。思わぬ異常箇所が見つかるかもしれません。
   
 
取扱説明書の表記(例)
油圧植付レバー支点部・カム面
苗受板シュー (グリス)
   
線引きマーカ操作リンク部
植付爪ケース (グリス)
   

その他

   エンジンを始動し、ランプ類の点灯、各操作レバーの作動確認をしてみましょう。
 おかしいなと思ったら農機センターに相談して下さい。
 
資料提供:JA全農